こんにちは
最近はコロナの猛威が収まらず不況の波に溺れる金属加工業界ですが
当社もご多分に漏れず閑古鳥が鳴いています。
しかし、ただただ座して朽ちることを待つこともないかと暇な時しかできないことを、と工場の5S活動を始めました。
私の最も信じる心理理論の中に「割れ窓理論」なるものが御座います。
割れ窓理論(われまどりろん、英: Broken Windows Theory)とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。破れ窓理論[1]、壊れ窓理論[2]、ブロークン・ウィンドウ理論などともいう。
Wikipediaより
転じて、整頓の行き届いた綺麗な環境ではより素晴らしい仕事ができるはず。
と、固く信じている私の思い付き発案により、
今まで、忙しいからとほったらかしになっていた工場内を美化する第一弾として
スローアウェイチップの収納スペースを作りました。

↑ホームセンターで買ってきた木材を加工する鉄工所の風景
これが、

こうなって……。

こう!!!!(突然の完成)
作るのに夢中になってて途中を撮影し忘れました(*‘ω‘ *)テヘッ

でも適当に作った割には設置してみるとわりかし、よく出来ているなと我ながら思います。
ただ、これは前から撮影したものなのですがなんとなく全体像が見えにくかったので、
機械の上から撮影してみたものがこちら↓です。

主役たるチップ収納棚が見切れてる等、我ながら絶望的に写真が下手なことが本当に申し訳ない限りなのですが、なんとなく雰囲気だけでも感じ取って頂ければ幸いです。
まぁともあれ、チップの収納スペース作りに関してはなかなか良い感じに終わることが出来ました。
引き続き工場内の清掃を進め、
よりクオリティの高い仕事ができる環境へと変えていきたいと思います。
工場内があらかた終われば、次は会社の顔たる正面門扉の塗装をして、イメージアップを図ろうかなと画策しております。
それでは、今回はこれにて。
初めまして、こんにちは。
この度はこのような深層までわざわざ、ご足労いただきまして誠にありがとうございます。
今回から初めて当サイトのブログ(?)を担当することになりました。濵田龍臣(はまだたつおみ)です。
昨今のIT、web化の波に乗り遅れること幾年月。
2020年6月。ようやっと、弊社にもwebサイトなるものが出来上がりまして、全世界へ向けて拙文を発信できる運びになりました。
こういった機会が頂けるのは良いことだと存じてはいますが、何分、小さな会社ですのでそんなにイベントごとがあるわけでもなく、
何かの間違いか一時的な気の迷いでこの場に来られただけであろう皆様の貴重なお時間を、どうでもいい報告でいただいてしまうのも気が引けた為、どうにも更新が進みませんでした。
が!
そんな弊社にもこの度、皆様にご報告しても差し支えなさそうな話題が出来ましたので、ご報告いたします。
2020年度ものづくり補助金に採択されました!
やったー!

下から8番目です。
記載順番は申請順のようなので兵庫県で一番申請が早かったようです。
実は、弊社は過去2回ものづくり補助金採択されているので、正直に言うと採択されたこと自体はそんなにすごいニュースでもないのですが、
今回はなんとコンサルタント様の手を借りず、自分たちの手ですべて書き上げました。
現在の世界経済の混迷っぷりを見るとどう考えても設備投資するような余裕はないのですが、
「コンサルタントに頼らずに自分たちで申請すれば不合格でもノーリスクやん! 受かったらその時考えよう!」
そんな暇はあるけど金はないという零細企業にありがちな行き当たりばったり戦法の結果、見事(?)合格をいただきました。
これもすべてコンサル料金削減というドケチ根性いつもお世話になっている協力企業様、関係各位様のおかげです。(コンプライアンス上の事情により具体的な社名等については伏せさせていただいております)
ただ、コンサルタント様がいない分、採択後の段取りがグダグダになってしまい、今回購入予定の機械商社であるところの、ヤマイチ様、宮脇機械プラント様両社には多大な迷惑をおかけしていることと存じておりますので、改めて、この場でもお詫び申し上げたいと思います。
まぁ、おそらくこのページを見ることはないと思いますのでこのお詫びに意味があるかは定かではありませんが。
閑話休題
そんな弊社も本当に行き当たりばったりというわけではなく、より皆様のお役に立てる会社になりたいという考えのもとの設備投資です。
弊社は昔から旋盤をメインにお仕事をさせていただいておりますが、機械サイズとしては8インチ、10インチのみを揃えてきました。大体ですがΦ15~Φ350までが加工可能範囲です。
加工数量に関しても、量産から試作品までお仕事いただいておりまして、単品から500個くらいまでが対応可能範囲でした。
そのような設備でお客様からのご依頼にできる限りのクオリティと納期でお答えしてきましたが、
実は、Φ20以下の加工が機械性能上得意ではないという問題がありました。
具体的には、主軸回転数が最適条件まで上げられなかったことが原因で、加工表面の品位が思い通りにならなかったことです。
それでも今までの加工ノウハウで要求品位は達成できていましたが、自分たちが100%納得のいく仕上がりかというとそんなことはありませんでした。
そんな状況で今回我々が目を付けたのが

ALX1500/300ガントリーローダー仕様
か、かかかっこいいー!(ロボット的なアームがまた素敵です……)
本機は6インチチャック採用で弊社の苦手としていた、小径加工を得意とする機械。
その上、小径ワークにありがちな数物に対応できるガントリーローダー仕様です。
かゆいところに隅々まで手が届くとはまさにこのこと。
導入予定は2021年3月頃を予定しております。
メーカーを森精機orオークマのどちらにするか迷い中の為まだハンコはついていませんが。
そんなわけで、
新設備1台導入いたします。
こんな結局、一行で終わってしまうような報告に、ここまでお付き合いいただけたお方がいらっしゃいましたら、最後となりましたが感謝申し上げます。
またご縁がありましたらお会いしたいと思います。
それでは。
ホームページをリニューアルいたしました。
これからも浜田鉄工所をどうぞよろしくお願いいたします。